花粉症(スギ、ヒノキ、雑草)

耳鼻咽喉科で診る主な病気や症状

花粉症(スギ、ヒノキ、雑草)

症状

1週間以上続く透明の鼻水、鼻づまり、くしゃみ、鼻血、目のかゆみです。また、セキが続くこともあります。
カゼの引き始めと区別がつきにくいですが、カゼの場合は数日するとくしゃみが止まり、鼻水が粘っこくなり、色が付いてくるようになります。

原因

スギ、ヒノキなどのよく知られている花粉のほか、カモガヤなどのイネ科の雑草花粉、ブタクサやヨモギなどのキク科の雑草花粉もあります。

飛散時期

スギ花粉は2月中旬から、ヒノキ花粉は3月中旬から飛び始めます。
カモガヤなどのイネ科の雑草花粉は4月下旬から9月下旬、ブタクサ、ヨモギなどのキク科の雑草花粉は8月下旬から10月下旬までです。

当院での治療

内服薬、点鼻薬、目薬を処方します。内服薬には毎日定期的に飲むお薬と症状の強いときに飲む頓服薬があり、症状に合わせて、1〜3種類の薬を組み合わせて処方します。
点鼻薬にも毎日定期的に使用するお薬と鼻づまりが強いときに使用するお薬があります。内服薬と点鼻薬を併用することで、より高い治療効果が期待できます。
当院ではスギ花粉症に対する舌下免疫療法(錠剤タイプ:シダキュア)による治療を行っています。

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