めまい

耳鼻咽喉科で診る主な病気や症状

めまい

症状

めまい

耳のめまいは、ぐるぐると回る回転性のめまいが多く、程度がひどいと吐き気や嘔吐する場合もあります。2、3日すると症状は軽くなっていきます。
ひとくちにめまいといっても、耳以外の原因で起こるめまいも多く、ふらつき感が続く場合は、脳の検査も必要になります。

原因

耳の奥にある三半規管が関係しています。
両耳で平衡感覚を保っているのですが、急に片耳の機能低下(病気)が起こると、左右のバランスが取れなくなり、多くは回転性のめまいが起こります。
高齢者のめまいやふらつきは耳以外の原因も多く、脳血流の問題や脚力の低下が原因となっている場合もあります。

検査

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聴力検査:
メニエール病の診断のためにも必要になります。
眼振検査:
めまいがある場合に現れる、眼球の揺れをみる検査です。
重心動揺検査:
バランスを取る検査でめまいの程度を確認します。
頭MRI検査:
脳に病気がないか検査をします。(市民病院に依頼)病気を診断するために、これらの検査を必要に応じて行っていきます。

ご注意

めまいでご来院いただく方に
  • 総合病院と異なり、当院で行うことが出来る検査は限られています。
  • 原因がはっきりしない場合、春日井市民病院などに紹介することもあります。
ご高齢の方のめまいについて
  • ご高齢の方の「めまい」「ふらつき」に関しては、加齢が引き金となっている場合が多く、原因が特定できないことも多くあります。
  • そのため、ご期待に添えるだけの診察ができない場合もございますので、あらかじめご了承のほどお願いいたします。

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